去る10月31日(日)と11月13日(土)に、「だて歴史文化ミュージアム体験学習館藍工房」にて、伊達市観光物産公社様主催の「藍染めワークショップ」がありました。10月31日には本校から2名の職員が見学を、また、11月13日には1名が参加、3名が見学をさせていただきました。
今回のブログでは、本校職員も実際に参加した、11月13日のものについてご報告します。
この日のワークショップでは、「スニーカーの藍染め」を行いました。綿(めん)などの天然素材が染まりやすく、しかし化学繊維でも十分に染まるとのことでした。
染める前のスニーカーがこちら。
化繊中心のスニーカーです。今回は持ち主(※参加職員です)の意向で「ひもは染めない」とのことで、除いてあります(ひもは染めることも可能です)。
染めは計3回、「すくも」と呼ばれる、藍を発酵させた原料から作られる染料につけて行います。
1回ごとにつけた後、染めがむらにならないよう、はけで気泡や余分な染料をならしていきます。はけでならしたら、水ですすぎます。下の写真は1回目の染めの後のもので、「化繊中心なのでどうかな」と思っていましたが、予想以上にきれいに染まっていました。
計3回の染めを終えたら完成です。ぬれているので袋に入って見づらいですが、1回目の染めのあとと比べて、確実に濃い色に染まっています。
このあと、数日間水につけて、あくを取り除くなどの処理を経て、実際に履けるようになるとのことでした。
最後に参加した職員で、だて歴史文化ミュージアムをバックに記念写真を撮りました。藍工房では、事前に予約をすれば、希望の日時に好きなTシャツなどで藍染めの体験ができるそうです。
私(※このブログ担当)は、両日とも見学させていただきましたが、正直、実際に藍染めをされている方々がうらやましかったです。それくらい、楽しい藍染め体験でした。
藍染め体験がとても楽しかったのはもちろんですが、講師の先生や主催者の方の熱く、楽しいお話を拝聴できたり、藍工房の方から本校でも取り組んでいる「すくも」の管理などについて教えていただけたりと、大変有意義な研修をさせていただきました。
参加・見学にあたってご配慮くださいました、伊達観光物産公社様、伊達市教育委員会様、講師の先生方。また、私たちを温かく迎え入れてくださいました、両日の参加者の皆様。本当にありがとうございました。