伊達高養通信

第1学年 現場実習

 本校では、各学年で現場実習という学習を行っています。

 第1学年では、伊達市内の事業所様へ職員の引率を基本とした現場実習を、第2学年では、伊達市やそれぞれの居住地などで夏・冬2回の現場実習を、そして第3学年では、企業・事業所様から卒業後の雇用や利用を御判断いただくための採用試験のような意味合いを持った現場実習を実施しております。

 

 第1学年は、9月14日(月)~9月25日(金)の土日・祝日を除く7日間の実施となりました。様々な不安や緊張の中、初めての現場実習に臨みましたが、働くことの意義や大変さを感じることができ、実習後の表情や態度などに変化が見られました。校外の環境において、これまでの学習の成果を発揮できた生徒や社会のルールやマナーについて気が付けた生徒、生活リズムの大切さに気が付けた生徒など、それぞれに大きな収穫があった実習になったと考えています。このたびの経験を通して自己理解を深め、今後の学校生活での学びや第2学年の現場実習につなげていきたいと考えます。

 最後に、本校の学習活動へ御理解をいただき、現場実習に御協力いただきました8事業所の皆様、そして生徒をサポートいただきました保護者の皆様方へ感謝を申し上げます。

 第1学年の現場実習中の生徒の様子については、10月30日の学年懇談会の中でも保護者の皆様に御紹介させていただきたいと考えております。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

第2学年夏季現場実習

 第2学年では、8月31日(月)~9月11日(金)の2週間(土日祝日を除く10日間)夏季現場実習を行いました。

 実習の形式は、寄宿舎からの単独実習や引率による実習、他生徒と一緒に取り組むグループ実習、自宅から実習先へ通う単独実習など、生徒の実態や目標に合わせて行いました。

 実習前には、挨拶や返事、身だしなみ、仕事への取組方などについて事前学習や校内での練習を重ねました。また、実習先までの道順を確認したり、公共交通機関の利用を練習したりするなど、それぞれが「自分の力でやってみる」ための準備を進めました。

 実習当日は、緊張した表情で初日を迎えた生徒もいましたが、実習先の皆様から温かく言葉を掛けていただきながら、一つ一つの仕事に一生懸命取り組んでいました。最初は職員の方に確認しながら進めていた仕事も、経験を重ねるうちに自分から動けるようになったり、分からないことを自分から質問したりする姿が見られました。公共交通機関を利用して一人で通勤した生徒からは、「一人で行けた」という自信につながる言葉も聞かれました。

 実習を終えた生徒たちの表情からは、達成感とともに、一回り成長した様子が感じられました。働くことの大変さを知るだけでなく、「できた」「やってみた」という経験を積み重ねることで、自信を深めることができた実習となりました。

 今回の実習で得た経験をこれからの学校生活や将来の進路選択に生かし、それぞれの「できること」をさらに広げていってほしいと考えます。

 生徒たちの挑戦を支え、温かく御指導くださった、各地域計30事業所の皆様に、心から感謝申し上げます。

第2学期 始業式を行いました

 8月24日(月)に第2学期の始業式が行われました。

 式では、まず初めに検定に合格した生徒の表彰式が行われ、日本語ワープロ検定に合格した3年生2名と1年生1名、情報処理技能検定に合格した3年生1名と2年生1名が賞状を受け取りました。

 次に、夏休み中に行われたフットサル大会の結果報告があり、サッカー部の健闘を全校で称えました。

 校長からは、夏休み明け無事に生徒たちが戻ってきたことに対する喜びの言葉と、第2学期から取り組んでほしいことについて話がありました。一つめは、周囲の人に自分から「おはようございます。ありがとう。」と挨拶をして会話のきっかけを作っていくこと。二つめは、生活で困ったときや悩んだとき、身近な先生に相談をして、一緒に解決していく姿勢を大切にしてほしいということ。三つめは、友達や先生・家族はもちろん、困っている人を見掛けたら声を掛けて助けようとする思いやりを持って過ごしてほしいということです。

 また、第2学期の学校行事についても話がありました。3年生と2年生は、8月31日(月)から現場実習が始まり、1年生も9月後半に実習が控えているため、体調管理をしっかり行ってほしいことや、「自分ならできる」と信じ、失敗を恐れずに挑戦する経験を増やしてほしいことなどを生徒に伝えました。

 保護者・地域の皆様。第2学期も、本校生徒への温かい見守りと御声援をお願いいたします。

第10回 小野寺眞悟杯北海道特別支援学校フットサル大会

北海道伊達高等養護学校 サッカー部顧問  上野 樹

 

 サッカー部は、7月25日(土)に北翔大学浅井記念館で行われた「第10回 小野寺眞悟杯北海道特別支援学校フットサル大会」に参加しました。

 計6試合を戦い抜き、決勝トーナメント常連校とも試合をする中で、4勝2分けの9位。無敗かつトータル1失点のみという結果で終えることができただけに、順位と結果が伴わなかったことが悔やまれます。生徒たちは、優勝という目標を胸に奮闘し、結果にこそ結び付きませんでしたが、自分たちが取り組んできたことをやりきったという達成感にあふれた顔をしていました。

 次は、例年12月~1月に開催される「北海道チャレンジドフットサル大会」にも参加する予定です。今後ともサッカー部の活動への御理解と御協力、温かい応援をよろしくお願いいたします。

令和8年度 教職員向け夏季校内研修

 8月20日(木)、「AI・ICT活用 STEP UP事業」を活用して、教職員向けの校内研修会を実施しました。

研修前半では、生成AIを安全・適切に利活用するためのルールやマナーをはじめ、個人情報保護の観点から重要な「オプトアウト設定」など、利用に向けた具体的な事前準備について学びました。

 続く演習では、教職員が実際に生成AIの操作を体験し、指示文の入力方法をはじめ、画面表示の工夫、AIのカスタマイズやデータの書き出しなど、具体的な活用スキルについて理解を深めました。研修の最後には、「生成AIを活用した学校の姿」について講師からお話しいただき、今後の技術進化の予測やAIとの向き合い方を学ぶことで、テクノロジーを今後の教育実践にどう生かしていくのか、広い視野で考える貴重な機会となりました。

 今年度の夏季休業中はこの他にも、「コンプライアンス研修」をはじめ、「寄宿舎の指導」、「ICT機器の活用」、スクールカウンセラーを講師とした「生徒との関わり方」、「児童生徒理解の方法」など、多岐にわたる研修を実施し、教職員一人一人の指導力及び資質・能力の向上を図りました。

 今後も、日々の指導や安全管理、環境づくりに万全を期すとともに、子どもたちが安心して豊かな学校生活を送ることができるように、全教職員で学びを深め続けてまいります。